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純菜シリーズ完結。
うわーっていうか、さすが浦賀的な読後感の悪さ。
このシリーズは「浦賀にしては珍しく」後味悪くなかった。最初のころは。
けどだんだん雲行きが怪しくなってきてあれれと思ううちにカタストロフィ。
前巻の時点でもうハッピーエンドはないと思ってたけど、ここまで救いようのないラストになるとは。
 
そもそも最初は
「醜い顔のせいでいじめられ、世を恨んでいた主人公が自分の不思議な力に気付き、同じく不思議な力を持つ少女と心を通わせるようになる」
という話だった。こうやって主人公は救われていくんだろうか、浦賀もハッピーエンドを書く気になったんだろうかと思っていたが、やはり浦賀、そうは問屋が卸さない。
それにしたって全員死亡エンドとはなぁ…救われない気分になって、しかも最後の最後で主人公が醜い顔になった理由が明らかにされて、余計に悲しいっつーの。
もうちょっといろんなことがずれてたら、みんな幸せになれたんだろうなーと何とも言えない気持ちに。
 
次は安藤シリーズらしいけど、さあどんな後味悪い話になるのか。

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去年辺りからちょっと注目している蒼井上鷹、この作品も結構面白かった。
「遺産問題でもめている一族が雪山の別荘に集まった。事件が起きるのを心配した当主が有名な探偵を呼んだが、その探偵が真っ先に殺されてしまった」
というストーリー。ここで意外なのが、探偵と最初の被害者の幽霊が事件を推理するってこと。幽霊ものの推理小説(死人が事件を解決する系)は幾つか読んだことがあるけど、この作品が違うところは生きてる人間とコンタクトしたり、乗り移ったりできないということ。しかも自分が殺された現場からは離れられない。そんな中で二人の幽霊があーだこーだと推理するさま、現場にやってきたダメ警部補が奮闘するさまが面白い。
犯人も結構意外性があり、重い話だけどユーモラスな点もあり、満足満足。炭疽菌は反則だろ、とは思うけど…

久々の森博嗣。このシリーズは比較的キャラクターが分かりやすくていいです。
しかし、メインである目薬への異物混入と殺人事件が、探偵さんが真賀田四季関係の宗教団体に狙われるとか、加部屋さんが海月君に振られるとかの大事件(?)のおかげですっかりかすんで…ところで海月君って何か秘密があったりするのかな。犀川先生側(天才側)の人間ってことで、単に加部屋さんとは世界が住む世界が違うからおつきあいできないって言いたかったんだろうか。
ある意味大きな進展があって面白かった、かな。



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